高圧洗浄の目的

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日常清掃では落ちない汚れを落とす目的で、高圧洗浄作業を行います。
対象は、屋外廊下や階段、アプローチ、駐車場/駐輪場のコンクリート床面や壁面になります。

例えば、屋外廊下の場合、
経年の風雨などで床面に藻が付いた様に緑や茶色汚れているケースを見た事はござませんでしょうか?
掃いても、ブラシで擦っても取れないような汚れです。
この汚れを高圧力の水で落とす事を高圧洗浄と呼びます。
作業頻度は汚れの程度によりますが、 2~3年に1度位が一般的です。

意外に難しい?高圧洗浄

CMなどでよく放映されている事から、ご自身でも高圧洗浄をされた方も多いかと想像されます。
しかし、もしご経験がある方なら、以下のような事を思われたのではないでしょうか?

■「汚れを落とした所と落としていない所で、ムラが出来て、返って見栄えが悪くなった」

■「水しぶきが至る所に飛び散って、後片付けが大変過ぎる…」

実際にご自身でされてみた方から、このようなご意見をよく耳にして、
せっかく購入した高価な高圧洗浄機も結局一度しか使わなかった、という結果になる事が多いようです。

そこで今回は、どのようにすると効果的に高圧洗浄ができるかをお伝えします。

下準備の重要性

個人で作業をされる場合と、弊社のような専門業者に依頼する場合で何が異なるかと言うと、
下準備をするかしないかという点です。
2点の下準備をする事から始めます。

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①掃き掃除

対象となる箇所を中心に掃き掃除を行い、埃や砂、苔を徹底的に除去します。
この下準備をする事により、高圧洗浄時の汚れの飛散やムラを極力無くす事ができます。
また、コンクリート割れや小石の飛散の軽減にも繋がります。
水圧により、コンクリートが割れたり、小石が飛散し、
危険であると同時に物件を一部損傷させてしまう危険性がある為です。

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②養生作業

車輌やお部屋の扉など、水しぶきが掛かると困る箇所には養生作業を行います。
塗装用の養生テープやシートが安価で手に入りやすいと思います。
また自転車やバイクなどは一台ずつ専用カバー(100円ショップなどで購入可)を掛けると良いです。
但し、台数が多い場合は、ブルーシートで覆ってしまうのも一つの方法です。

※参考画像

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高圧洗浄時の服装と用意する物

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水しぶきが掛かる為、雨合羽を着用します。
また、長靴と透明のゴーグルも必須です。
顔に水しぶきが大量にかかる為、タオルも常備しておきましょう。

養生ができない箇所や、通行人に水しぶきがかかる恐れがある場合は、
下記画像のような養生パネル(プラスチックダンボール)を利用して、水しぶきをガードします。

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作業要領

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2階建ての場合は、下階に水が落ちる為、上階から洗浄して行きます。
使用機器によっては作動音が大きいので、通行者に気付かない場合があります。

また、使用機器には連続運転可能時間が設定されている為、
機器を休ませる為にも小休止をしながら、作業をするのをお勧めします。

DSC05577(グレーチングの拭き)

上記画像のグレーチングの蓋や目皿も予め外しておきましょう。
蓋は向きがあるので、外した後は向きに気を付けて置いておきます。

高圧洗浄は、一度で広範囲を洗浄するより、
なるべくムラにならない様に、お寺の床の雑巾がけの要領で作業すると良いです。

高圧洗浄後の拭き掃除

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高圧洗浄作業が一通り終わり、養生を外します。
これが大事な作業です。

養生をいくらしていても、水滴は至る所に付いています。
そのまま放っておくと、跡も残ってしまう為、拭き作業を行います。
泥なども飛散しているケースがあるので、入念に作業を行いましょう。

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いかがでしたでしょうか?
今回お伝えしたい事は、「下準備と後作業」が重要であるという事です。
実際に高圧洗浄をやると、機器によっては腕が非常に疲弊するので、
拭き掃除までやるのは大変かと思います。
しかし、この行程が非常に大事ですので、無理せずに作業を行って下さい。

参考動画