放置らしい自転車の撤去業務

アパートの敷地内や駐輪場に何カ月も使用していない様な自転車が有ると
単に美観が悪いだけでなく、適切な入居者さんの駐輪が出来なくなってしまいます。

ごみ置き場が荒れていたり、放置らしい自転車があると
管理がしっかり出来ていない印象になるのでオーナー様や
管理品質を大切にされている管理会社様に置かれましては,特に注意されている所だと思います。

ただ、いざ放置らしい自転車であっても、安易に撤去処分すると
後々大きな問題になる事が有るので注意が必要になります。

そこで弊社では長年の経験から以下のステップを経てから撤去処分する様にしています。

  1. 先ずは、調査です。
    ぱっと見た目で放置自転車だと決めつけるとトラブルの元になります。

    放置らしい自転車が何台、どのような状態で置かれているかを確認し写真撮影をします。

    例え長期間使用していない様な状態であっても
    管理会社指定のシールなどがある場合は、一旦撤去候補から外して様子を見ます。
  2. 放置らしい自転車を、放置自転車と決定するまでの期間、
    駐輪場の片隅に一塊にして
    移動や使用がないかなどの様子を見る時間少なくても2週間程度取ります。

  3. 同時に防犯シールや車体番号を確認して、
    地域の警察に盗難届が出ていないか確認します。

    この時、盗難届が出ていることが判明すれば、警察が引き取ってくれます。

  4. しばらく様子を見て、放置らしい自転車を確定したら、
    次はいよいよ所有者確認のための張り紙をします。

    最初から、所有者確認の張り紙をしない事を疑問に思う方もおられると思いますが
    ここが長年の経験の勘所なのです。

    次回に続く ⇒
軽トラックにて運搬
所有者確認の張り紙